活動内容

社会・文化の次元を加えた新たな文理融合の推進

文理融合の効果的な実現のためには、全体を俯瞰し、効果的なマッチングを考え、実践するという三段階のステップが必要になります。こうした、異分野を緩衝する中間地帯の設計こそ重要であると考え、広く文化・社会を念頭に置き、実務家も加えたあらたな文理融合のあり方を検討し、展開しています。文系出身として実務経験を経て、さらに文理の全領域を学ぶ東大EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)を修了した経験を活かし、EMP修了生の実務家有志の協力も得つつ、真に有効かつダイナミックな領域横断と連携の実現に努めています。 2019年7月より開催している「文化×工学研究会」とともに、2020年4月に発足した「文化をめぐる人文と工学の研究グループ」にて、さらなる発展に向けて取り組んでいます。

歴史研究の工学・社会への応用

元々の専門である、人々の美意識・身体意識をめぐる社会・文化史や、ファッション・化粧品などの感性産業の経営史について、継続して研究を行っています。同時に、上記のように蓄積された人文知の工学および社会への展開に取り組んでいます。

近未来ライフスタイルを想定したプロトタイプ制作(豊島ライフスタイル寄付研究部門)

同部門を担当し、近未来ライフスタイルを想定した上で、生研に蓄積されたシーズを活かしたプロトタイプ(コンセプトモデル)の制作に価値創造デザイン推進基盤(DLX)との協働のもとチームとして取り組んでいます。文系の知見をデザインに活かします。

NEWS

戸矢 理衣奈
Toya Riina

東京大学生産技術研究所 准教授
専門分野 人文知の工学への展開、感性産業の経営史、 文化・社会史